この手の石は、かつてアレキとして販売されていたようですが、
今まで見てきた中では、ほぼ合成カラーチェンジサファイアです。
合成アレキサンドライトは、日本国内のジュエリーでは、京セラ以前はほとんど見ませんので、
ご購入の際はご注意くださいね。
表が緩やかなカボションカット、裏側はファセットカットのバフトップカット
細く整った爪
スカラップとは逆の波波の石座
そして、千本透かしが、長めと短めの透かしが交互に入るあまり見ないタイプ。
千本透かし部分をカーブさせる飾りの意識もいいですね。
様式としては、一般的な千本透かしのように見えつつも、細かく見ていくとあまり見ないやり方。
様式の中の個性といった感じでしょうか。
刻印は
750ホールマーク K18(陽刻) ダイヤモンド型五角形に「T」
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
追記:宝石総合科学研究所 ソーティングメモ付き