曲線を多用した特徴的なデザインの帯留
そもそも帯留めにタンザナイトというのが珍しいのですが、
それはさておき、作りがすごいです。
曲線を多用しているデザインですが、側面の唐草もあえてゆらゆらと線を曲げています。
このようにあえて曲げた唐草は過去に見た記憶がありません。
デザインの先のもう一工夫というか、作り手の意識が伝わってきます。
この、作り手の意識は別の部分でも垣間見ることができまして、
タンザナイトの裏側の枠ですが、四角ではありません。
表側の爪の位置をみると、わざわざこのような手間のかかるような形にする必要性は感じないのですが、
唐草を曲げているのを見ると、作り手のこだわりがひしひしと伝わってきます。
日本宝石科学協会ソーティングメモ付き
刻印は、P.m850(陰刻) 0.39
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。