ダイヤモンドのカットはとても古いというわけではないのに、
印象としては、アンティークジュエリーに近い不思議なブローチ。
作りは、大変細かく丁寧等わざわざ書かなくてもお分りいただけますかね?
K18 の刻印は、日本で打たれたものだと思います。
割としっかりとぐいっと押されていますので、
最初は、ヨーロッパで作られたヴィンテージジュエリーに、日本でピンの金具を後付けしたのでは?
と、思っていましたが、
ピンの成分と、本体の成分がほぼ同じ数値を示していますので、その考えは覆されました。
では、全て日本で作られたものなのか?
ということになりますが、側面の彫りはタガネを使ったものではなさそうで、
日本の技で作られたものという断定はちょっと難しいです。
ヨーロッパで作られたものに、K18 の刻印をぐいっと押した?
ヨーロッパで修行した人が、日本で製作した?
時代は、めちゃくちゃは古くない。
裏側も普通の日本ジュエリーではありえない手の加え方・・・
金具もおそらく手作り・・・
いつ頃、そしてどこで生まれたのだろう??
謎だ〜
というか、そういうことはどうてもよくなるくらい美しい・・・
どのようにこれが生まれ、どういう経緯を経てきたのかは私にはわかりませんが、
こういうジュエリーに携われるのはなかなか嬉しいものですね。
宝石総合科学研究所鑑別書付
(簡易鑑別的なもので、各色1石ずつ簡易検査)
ダイヤモンド全石検査は費用をご負担いただければ行いますが、最近作られたものではありませんしあまり意味がないとは思います。
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
針がやや曲がっていますが綺麗に戻します。