日本産のヴィンテージリング
四角にカットされたサファイアがレール留めされております。
ダイヤモンドは爪留めですが、一段下に配置されておりますので、
引っかかりの少なそうな印象です。
デザインは、アールデコ的というか、直線多めの構成です。
ダイヤモンドの脇の粒々も可愛かったりします。
サファイアはわずかにキズがあるものの、レールの部分などをみてもキズが少ないので、酷使されてきたというよりは使用頻度少なめというほどではないですが、丁寧に使われてきた印象です。
枠は手作りだと思います。
いいですよねぇ、手作り。
型枠で成形したものを磨いて完成させるのではなく、
地金の塊から組み上げていく・・・
昔はそれが当たり前のことではありましたが、
現代においては、珍しいものになってきており、
そういう部分も作り手との対話ができるポイントとなっており
ジュエリーを多視点で見ることでより奥行きを持って楽しめますね。
時代は、昭和40−50年代前後でしょうか?
刻印は Pt900 (陽刻)、0.93 、0.07
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。