これが翡翠なら大変な事ですが、
沢山翡翠を見てきた人間からすると、
綺麗過ぎて翡翠に似せた石にしか見えない…
とりあえず、怪しい感じの印象だよね〜
という警戒感の漂う石・・・
ただ、そういう警戒感は、
翡翠と間違うと大変だ
という査定をする側の問題であって、
何も考えなくていいなら、
この半透明は堪らなく綺麗に見えてきます。
翡翠の代替品としてガラスが使われていますから、これは、ジュエリーだろうか?アクセサリーだろうか?
と、悩んだりする部分はありますが、
エナメルを使用した立派なジュエリーはありますが、エナメルはガラス質ですから、
素材で上下を考えるのはどうなんだろう?
という部分もあります。
枠は、K10 ガラスの使用、 石がくるくる回る、バチカンを通す穴の部分が「C」状で、輪になっていない。
等を考えると、当時も高級品としては販売されなかったことが推測できます。
ただ、これは、時代の特定はできないものの、
そこそこ古いものだろうという雰囲気はあるのですが、
それを考えると、こういうペンダント。
似たものを探し出すのは至難の業だよね。
という事も想像できます。
見る人が見れば、
アクセサリー的なガラスのペンダント
別の角度で見れば、ヴィンテージジュエリー
私が見ると・・・
どっちにも見えますね💦
ただ、アクセサリー的なものだったとしても、時代が減ることによって、現代ものでは見ない作りだったり、雰囲気だったりは出てくるんですよねぇ〜
枠は手作り、ガラスの周りのミル打ちはローレットによるもの、外側のミル打ち的なものはやすりか何かで削った溝でできており、見え方に変化を出しています。
刻印は K10(陽刻)
中央宝石研究所ソーティングメモ付き
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
くすんだ地金の色が飛ぶので、ご希望であれば洗浄のみでも可能です。