平成の間に作られたと思われる加熱の痕跡が確認されないサファイアを使用したリング
3.4ctといえば、結構大きい方ですね。
サファイアは、おそらくスリランカ産ではなかろうかと思います。
昭和のこの手のサファイアは、カットが歩留まり重視しました感あふれる感じがあるのですが、
こちらは割と整っている感じです。
内部にインクルージョンがあります。
中央部は透明感ありますので、輝きを大きく損ねている感じはありませんが、
黒背景の一枚目の左下のモヤモヤッとした感じわかりますかね?
そう言われてみるとわかる程度です。
他の写真では、目立たなかったり、そう気にすることもない気もしますが、そのあたりの感覚は個人差ありますからね。
三角のメレダイヤモンドを2石使用してます。
リングのデザインとしても結構珍しいですね。
そもそも、この手の石は昭和の枠に割とセットされているものを見る機会が多いですが、
平成も、後半以降的なリングにセットされているのを見ることはあまりないような・・・
色石。特に貴石や産出量が限られるものは、時代と産地は割とリンクしていることが多いですからね。
そもそも新たに産出されてセットされたのだろうか?
とか、もっと大きかったものをリカットしてこのようにしたのだろうか?とか・・・
リングは、基本は、鋳造かなと思います。
この時代になると、手作りは稀ですからね…
んで、サファイアがセットされている丸い石座を後からセットしたのかな?
と、睨んでますがどうでしょうかねぇ…?
状態はいい感じですよ。酷使された感じもなく、枠も石も。
刻印は Pt900(陰刻) 、 3.401 、 D0.24
付属品 中央宝石研究所三つ折り鑑別書付
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。