なかなか上手に作られた変則的な千本透かしのリング。
長い透かしと短い透かしの二段の長さ
一枚の板ではなく階段状に段々になっているのわかりますかね?
目立つところではなく、誰も気づかないようなところまでさりげなく飾ろうとしている姿勢が良いですね。
石座のミル打ちもキュートです。
翡翠は表面に小キズ多く、内部にもインクルージョンが多いです。
何より、表面付近の白っぽいインクルージョンがかなり見た目に影響しています。
爪も長年の使用によりややつぶれ気味で、
職人さんの言う「プラチナは粘りがある」というのは、こういう事なのかなぁ?
と、思いました。
アームも肩付近は面取りされていますが、指の腹側は丸くなっています。
これも、長年の使用によるものですかね?
明らかに長く使われてきたという痕跡のあるリングですが、
爪が緩んでいる感じはなく、今でもしっかりしています。
仕上げをしてあげることでさらにビシッと綺麗になるでしょうね。
刻印は
[P.m](陽刻)
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。