明るめで色がしっかりしている翡翠
色ムラはありますけどね〜
まぁ綺麗ですよ。
枠はしっかりめのハンドメイドです。
刻印は
[PT900](陰刻) 0.186
日本宝石科学協会ソーティングメモ付
樹脂含浸なしと書いていますが、それがすっごいことではなく、
含浸されている翡翠がダメな石であって
含浸されていないことは当たり前のことです。(日本基準では)
ネット上で、含浸されていない素晴らしい翡翠です!みたいなことが書かれている文章を見たことがありますが、フツーじゃん って話で、
含浸されていないことをエラソーに喧伝するのはおかしなことだと思います。
あと、翡翠のA貨、B貨 みたいな基準の話もありますが、
それは偽物だらけのあちらの文化圏の話であって、
普通、日本でジュエリーとして翡翠といえば含浸等されていないA貨と言われるものが普通の感覚です。
B以下とか、翡翠と謳うのはよくないでしょ…
A貨が無処理かというとまたそこは一概に言えなくて、
A貨では、ワックス加工の有無は問われていませんからね・・・
いずれにせよ、A貨だからすごいという発想はやめた方がよいです。
最低限A貨と呼ばれる基準のものの中からお好きなものを探す。
そういう感覚でよいのではないでしょうか?
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
追加写真↓
ご注文の後、ダイヤモンドが欠けていることに気付きまして、
これは説明に書いておくべきことであり、
もう一度品物を見直した方が良いかと思いまして説明を追加いたします。
日本産のリング
翡翠はミャンマー産と思われます。
色のムラはあるものの、発色もよく、透明感も楽しめます。
両脇にマーキスカットのダイヤモンドと、ラウンドのダイヤモンドが配されております。
マーキスカットは片方は普通のマーキスカットですが、もう片方がテーブル面が広々としたあまり見たことのないカットで面白いなぁと思いつつも、
ただ、そちらの方が爪の両側に欠けがあるのが残念ですね。
ダイヤモンドは、その特性として欠けるというものがあるので、
沢山中古のジュエリーに囲まれているとそれが特別なことではない事のように思ったりもしますが、
一般の方は嫌がる気持ちもわかります。
このあたりの事はちゃんと説明に書いておくべきでしたがうっかり忘れておりました。
枠は手作り。
石座の部分は、手作りで組み上げて作ってはいるのですが、アームの部分は鋳造かなと思います。
サイズ直しの跡は確認できませんでしたが、
だからと言ってサイズ直しなされていないというわけではありませんが…
アームの状態を見ると使用感は感じられますし、ダイヤモンドが残念ながら欠けていますが
翡翠のコンディションは良いです。
時代は昭和50年代前後でしょうか?
刻印は [Pt900](陽刻) 、 0.186
日本宝石科学協会ソーティングメモ付き
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。