ちょっと珍しめの色の合成スピネル。
カボションカットに見えつつも、頂上部を残してファセットカットされているちょっと珍しいカット。
短めで個性的な王冠透かし。
透かしの下の部分の溝や、アームの断面。面取りと半円中間的なカーブ。
石にピッタリ寄り添った石座、数十年経てもしっかり支えている爪。
キッチリ作っているなぁという安心感のあるリングです。
創業大正9年 つまり、1920年ってことは、もうすぐ100年企業となる 現KAJITAさん のリング
中古のジュエリーは、それがどこからやってきたのかなどの手がかりが少ないのですが、
こちらは、出処がはっきりしています。
時代は昭和40年代前後だと思います。
このフレーズは、前回のリングの際に書いたなぁと、今までの自分だったら、そこの説明は省きがちでしたが、
昭和のヴィンテージジュエリーの愛好家のすそ野を広げるためにも繰り返し書いてみようかな?と・・・
ですから、いつもご覧いただいている方にはちょっと退屈な文章が増えるかもしれませんがすみません💦
刻印は
[K18](陽刻) ダイヤモンド型五角形に「KK」(梶田久次郎商店)
宝石総合科学研究所ソーティングメモ付き
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。