合成ピンクサファイア スカラップ 王冠透かし 難あり リング #8 昭和ジュエリー #VJJ16132



日本製の手作りヴィンテージリング

スカラップ的な石座に、ドリルで穴をあけ、二本線を入れた王冠透かし。
この透かしが間隔も詰まり、線も長い。なかなかに上手なんですよね〜

石は、合成サファイアだと思います。
入手したまんまの状態で撮影していますが、結構汚れています。小傷もそこそこ入っていますので、割と使用されていたのだと思います。
色は濃いピンクでうっすら青みも感じます。
写真は暗く写っていたり、青みが強く出すぎていたり、黒板背景のものは蛍光感が出すぎていたり・・・難しいですね。

残念ながら、枠の一部が切れています。
そして、石座とアームの角度も90度ではなく、片方に寄っています。
ですので、おとどけ前に、可能な範囲で修理しましてからの納品となります。

わざわざ、そこに工賃をかけてやる意味あるのか?
というご意見もあるのかもしれませんが、
昔作られたジュエリーを、使いながらも残していくために現代の職人さんがメンテナンスするということそのものに意味があると思っています。

前述のように結構使用感あるのに、アームの歪みは別にして、石座の歪みは少なく、爪はしっかり石を留めていてぐらついていませんし、石の微細な傷はありますが、大きな傷も少ないので、丁寧に使われていたんだろうなと想像できます。
石座がかなり歪んでいるならともかく、まぁこのままでも大丈夫かな?といえばそうなのかもしれませんが…
まぁ、でも切れている個所も修理しておいた方が強度的にも見栄え的にも良いのかな?と・・・
割とここのようにどっちを選択しようか迷うことはありますね。

時代は、昭和 30-40年代前後でしょうか?

刻印は K18(陽刻)

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
あくまでも可能な範囲での修理ですので、どの程度きちんとできるかは未知数ではあります。

型番 #VJJ16132
販売価格
43,000円
購入数