昭和の虫ブローチ K14 /06071






昔当たり前だったことが、今当たり前でなくなっていたり、
今当たり前のことが、昔ではそうでなかったり…
昔のジュエリーを扱っていると、そういう事に気付かされることが多いですね。

例えば、この虫。
足六本、触覚ありますので、これは虫だと思いますが、
甲虫なのか、バッタ系なのか、飛び回る虫系なのか、さっぱり・・・
虫のブローチ作ってくださいではなく、
もうちょっとちゃんとしたオーダーだったのだろうとは思いますが、
表現する側に資料がなかったのか、
江戸時代の象の絵のように、創造力を使った造形になっています。

そ・こ・が・良い〜
現代だと、スマホを使って大抵の虫なら写真を見ることができる・・・
いい意味でも悪い意味でも、なんだこれ的なものが生まれる確率は減ってくる・・・

正確である事、特徴を正確につかむことが現代程要求されなかった時代のブローチ

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 /06071
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