すみません。動画で、0:50 ブラウンに紫入っているとつぶやいていましたが、紫入っていませんね💦
それと、1:05 スターとか言ってましたが、1本の筋ですので、キャッツですね💦
久しぶりに、長文行ってみますかー!
見慣れぬキャッツアイの石がセットされた千本透かしリング。
通常なら、翡翠や、オパール、サファイア、アメジストなどが多いですが、
こちらは、シリマナイトキャッツアイでした。
過去に取り扱った事なかったような…
取り扱いが少ないからと言って、希少石かというとそうでもなさそうで、現代ではそこまで高値のつくルースではなさそう・・・
でも、あんまりジュエリーにセットされているのは見たことないんですよねぇ…
もしかしたら石の載せ替えかもしれないという思いは頭をよぎりますが、
石の裏側のラフな感じを見ると、昔のスターサファイアのようなラフさ。
現代でこのようなラフなカットするかなぁという感じで・・・
もともとセットされていたものか、載せ替えていたものかどっちだろうという感じではあります。
そんなに不自然な感じではないんですけどね。
作りは、なかなか良くて、ビシッとした千本透かしが好感度高いです。もちろん鋸刃で透かしています。
千本透かしの上の部分も特徴的なスタイルです。
アームは石座付近が緩やかな、角のない面取り的な形。艶消しはありません。
時代は、昭和30-40年代でしょうか?
うーん、そうか、載せ替えがあるとしたら近年という思い込みだったけれども、
割と昔に載せ替えがあったという考えはありかもですね。
その発想はなかったなぁ…
石のカットなどから考えると、まぁ、その考えはありかもですね。
刻印は P.m(陽刻)
宝石総合科学研究所ソーティングメモ付き
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。