サファイア5ct ダイヤモンド 手巻き唐草 Pt900 リング #17 昭和ジュエリー /04101



結構大きめのサファイアです。

スリランカ産かと思われます。
かなり深い、厚みのある昭和のカットですが、そもそも大きいというのは魅力の一つだったりしますね。
平成の時代だと、重さを重視しすぎているという評価になるかもしれませんが、
令和の今の状況だと、貴重な資源の歩留まりを意識したカットという考え方も、それはそれでありなような気がします。
普通に綺麗なんですけどね。

枠は日本製の手作り
時代は昭和50年代前後でしょうか?

この時代のジュエリーは、地金もしっかり使い、材料も良いものが多いですね。
段々と、鋳造枠も増えていくのですが、
ジュエリーを工芸品として見るならば、手作りのものの方が楽しめるポイントは多いですね。

唐草はもちろん手巻きで、巻く板の先端を薄くしています。
そうすることによって、唐草の先端をよりシャープに見せようとする意図が感じられます。
典型的な唐草のデザインではなく、葉っぱ型の艶消しのパーツをつけたり、
作り手の表現意欲というかそういうものも感じられますね。
そういう傾向は、千本透かしの時代より、唐草の時代の方がより顕著で面白いですね。

上に上に伸びた石座のこのタイプのリングは、
普段使いにはなかなか向かないとは思いますが、
なんでもカジュアルに使えばよいというものではありませんしね。

サファイアは、内部にわずかにインクルージョンあります。
外側も、僅かに欠けはあります。
そのあたりは、仕方ないと言えば仕方ないというか、昭和のジュエリーには基本的にはキズはあるものだと思っていただければと思います。

石座は手作り、アームも手作りだと思います。

刻印は S.589 、 0.24 、 Pt900

付属品 ジェムリサーチジャパン ソーティングメモ付き

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 /04101
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