お久しぶりの、マベパールのこのタイプ
もちろん日本で作られたヴィンテージリング
このタイプは大抵K14WGですが、プラチナ枠というのは珍しいですね。
真珠自体は大粒ではなくマベパールにしては割と小ぶり、
白に近いグレー系。
時代は、昭和40-50年代でしょうか?
石座の千本透かしもイイですねぇ〜
もともと千本透かしは見えない部分の装飾&軽量化目的として生まれたものだと思いますが、
このスタイルは、見せる装飾として昇華、成立させたこのスタイルと言っていいかもしれませんね。
アームの面取り&艶消しもいい感じですね。
こういうキチンとした仕事、ひと手間を見ると背筋が伸びるというか、
作り手の存在をより感じることができますね。
透かしと、裏側の間の部分に一筋の溝がぐるっと円を描いていますが、
工程とコストを考えると、現代人ではわざわざそこにひと手間かける感覚はなかなか無いように思います。
一本の線を見ても、昔の方々の方が、飾りに対する意識が強かったんだろうなと思ったりします。
マベパールは、割と小キズ入っています。
真珠は柔らかく、できてからかなりの年月経っていますし、そこそこ使われた形跡ありますからね。
見た目的に悪いとかそういう感じはありません。
石座は手作り、アームも手作りだと思います。
刻印は Pt900(陰刻)
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。