そこまで大粒ではないマベパールのリング
周囲に、葉っぱの装飾。和彫りや艶消しの加工がなされています。
ポイントは、マベパールの周囲にミル打ちがなされているところですかね?
しれっとアームにも艶消し。
イイですね。
コストを考えていくと、作業を抜く事に意識が向かいますが、
当然のように、手間をかけて装飾している。
手間かけましたよすごいっしょ?!
ではなく、この時代のものは、当然のように手間がかかっていたりする
そういう部分がいいですね。
しかも、こちらは梶田久次郎商店(現 Kajita)さん 作
1920年創業の100年企業
このリングはどこで作られたものかを考えると、出所のわかる刻印があるのはありがたいですね。
昭和40年代前後でしょうか?
東京で生まれたこのリング
時を経てご縁があって福岡へ
ジュエリーは、人から人へ渡っていくもの
一代限りで潰されてしまうジュエリーも多いですが、自分は、時を超えても生き残るようなジュエリー、後世に残す意味のあるジュエリーを扱いたいと思っていますが、このリングにもそういう力があると思っています。
当店の元に来る前に、一度仕上げがなされているのか、経年感をあまり感じませんけどね
ロジウムメッキがかかっている雰囲気ありまして、サイズ直しの有無など、いろいろと読み解けない部分もありますけどね。
真珠に目立つキズはありません。コンディションは良いです。
刻印は [K14WG](陽刻) 、 K.K
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。