出所と技とスタイルと 梶田久次郎商店 マベパール 王冠透かし リング #12 /03121






そこまで大粒ではないマベパールのリング

周囲に、葉っぱの装飾。和彫りや艶消しの加工がなされています。

ポイントは、マベパールの周囲にミル打ちがなされているところですかね?

しれっとアームにも艶消し。

イイですね。

コストを考えていくと、作業を抜く事に意識が向かいますが、

当然のように、手間をかけて装飾している。

手間かけましたよすごいっしょ?!

ではなく、この時代のものは、当然のように手間がかかっていたりする

そういう部分がいいですね。


しかも、こちらは梶田久次郎商店(現 Kajita)さん 作

1920年創業の100年企業

このリングはどこで作られたものかを考えると、出所のわかる刻印があるのはありがたいですね。

昭和40年代前後でしょうか?

東京で生まれたこのリング

時を経てご縁があって福岡へ

ジュエリーは、人から人へ渡っていくもの

一代限りで潰されてしまうジュエリーも多いですが、自分は、時を超えても生き残るようなジュエリー、後世に残す意味のあるジュエリーを扱いたいと思っていますが、このリングにもそういう力があると思っています。

当店の元に来る前に、一度仕上げがなされているのか、経年感をあまり感じませんけどね
ロジウムメッキがかかっている雰囲気ありまして、サイズ直しの有無など、いろいろと読み解けない部分もありますけどね。

真珠に目立つキズはありません。コンディションは良いです。

刻印は [K14WG](陽刻) 、 K.K

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 /03121
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