↑納品前の撮影↑
日本製のヴィンテージジリング
巻き巻きの手巻き唐草
唐草や千本透かしを単なるデザインと見るか、手仕事によるものとみるかで楽しみ方はずいぶん変わってきますね。
唐草の線も細めで、巻き方もきちんきちんと巻いていたり、マーキスカットのダイヤモンドの爪もふくろ爪だったりの様子から、作り手さんの技量、作品、仕事に対する姿勢も伝わってきますね。
サファイアはゴロンと大粒
割と大き目のインクルージョンもあります。細かいインクルージョンもありますので、光が内部で溜まっているようにも見えます。
この時代のこの手のサファイアに多いですが、裏側が研磨されていない凸凹の状態のままです。
あえてタイトルにいれませんでしたが、スターは出ます。
ただ、スターの弱いスターサファイアとしてよりは、ゴロンと大粒ナチュラルっぽいサファイアとして楽しんでいただきたいかな？という部分はありますね。
無理に強烈な光当てなくても、光源の電球一個くらいでちゃんと筋は出ます。
石座は手作り、アームも手作りだと思います。
枠は割と綺麗です。大事にされていたのか、あまり使われてなかった感じですね。
サイズ直しの痕跡は、ここサイズアップもしかしたらしたのかなー？わかんないけど。
という感じではっきりとわかるものはありませんが、サイズ直しされていると思ってもらっていいかもしれませんね。
時代は、昭和50年代前後でしょうか？
しかしまぁ、この繊細感は、千本透かしをたくさん作られた方が作られたのかな？
とか、そういう雰囲気はありますね。
刻印は [Pt900]（陽刻） 、 6.37 、 0.82
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
