エメラルド ダイヤモンド 手巻き唐草 ミル打ち [PM] #16.5 /912111



日本製の手巻き唐草デザインリング

過剰装飾と言いたくなるような技の詰め込み具合ですが、石座の高さを抑えているので、そう呼ぶのはやめときます。

手巻きの唐草に、ミル打ち、鏨で地金を寄せて作ったんでしょうか?大き目の粒々、角型のエメラルドにはありがちな角の欠けを防ぐふくろ爪、スクエアカットのメレダイヤモンドはふくろ爪ではないのですが、角ギリギリに爪を置いて、見た目をできるだけスッキリさせつつ角の欠けを防いでいます。
アームは最初から緩やかな面取りなのか、使用による摩耗で角が擦れちゃったのかわかりませんが、結構な使用感があります。
シンプル万歳な令和の時代に逆行するてんこ盛りのデザイン

エメラルドは緑です。
って、当たり前ですね。
まぁ、でも薄くもなく暗くもなく、透明感は裏の汚れを取ればもう少し出るかもしれませんが、しっかりした緑です。
木の板背景は色が暗く写りすぎています。
表面に一か所肉眼でも確認できる欠けがあります。欠けがあるから残念と見るか、これだけの使用感でこの欠け以外は割とコンディション保ててると見るかは人それぞれになると思いますが・・・

ダイヤモンドも綺麗です。

石座は手作り、アームも手作りだと思います。
唐草は、ちょっと曲がっていたり、一か所ロウ付けが外れているような箇所もあります。
(そのままになる可能性は高いですが、ロウ付けできれば仕上げの際に致します。できないと思っていただいていいとは思います)

サイズアップの痕跡あります。
もうちょっと技量のある人にお願いしてもらったら良かったのにね。
とは思いますが、これもこの指輪の歴史ですね。

写真では、サイズ直し跡の箇所のロウ材の変色がちょっと気になりすぎたので、軽くとりました。
お届けの際には、もっと目立たない状態になってのお届けになります。

時代は、昭和40-50年代でしょうか?

刻印は [PM](陽刻)

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。

型番 /912111
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