南洋真珠11.7mm エメラルド ダイヤモンド 千本透かし 手巻き唐草 プラチナ リング #18? /910121 #VJJ910121






日本製のヴィンテージリング
千本透かしの上に連続アーチ窓、若干スカラップ的な石座
肩の部分には唐草等々日本のヴィンテージジュエリーに使われている技をいろいろ見れます。

真珠は南洋真珠。
脇石は、エメラルドとダイヤモンド

真珠の表面に小キズはありますが、経年を考えますと丁寧に使われている方だと思います。
こちらの真珠は、芯立留めではなく爪留めです。
肩側の左右はすき間なく留められていますが、前後方向に石座と石に隙間ができています。
真珠は石座側がぷっくり膨らんでいます。
一か所接着剤と思われるものが使われている箇所がありますが、
真珠用の接着剤で真珠をいためるものではないと思います。
芯で刺していない分ずれて爪によって真珠が傷つかないような配慮かな?と…

石座は手作り、アームまでそうなのかどうかまではわかりません。

大幅なサイズアップの痕跡あります。
サイズアップをした際に、刻印が半分消えてしまっています。
リングの縁も綺麗な円ではなくなっていて、サイズもちょっとわかりにくかったです。
18号はあると思いますがもうちょっとある気がします。
サイズダウンすることで、綺麗な円になります。

左右にマーキスカットのエメラルドとラウンドのメレダイヤモンド
この組み合わせは日本のジュエリーでは珍しいですね。

千本透かしと言っても、オリジナリティや目立ち度を意識している事を強く感じますので、唐草的な意識で作られたもののように思えます。
ダイヤモンドを留めているパイプに溝を二本入れたり、アームが面取り、艶消しだったり、飾りに対する意識の過剰さを感じさせるリングです。

時代は、うーん、昭和40年代後半?〜昭和50年代?

刻印は
[P※←不明](陽刻) 
もともとは、[P.m]とか[Pt]だったと思われます。

エメラルドに関しての 宝石総合科学研究所ソーティングメモ付き

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。

型番 /910121
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