日本産のヴィンテージジュエリー
石座は千本透かしですが、
リングから伝わってくる精神としましては、
千本透かしのあとに流行した唐草的なものを感じます。
オパールはウォーターオパール
ウォーターオパールと言えばもっと透明な印象がありますが、
色彩が詰め込まれた感じです。
形は微妙に左右対称ではありません。
頂上付近にいくつかすり傷がありますが、ルーペで見て確認できる程度で肉眼ではわからないです。
産地は普通に考えるとメキシコだろうと思いたいところですが、
メキシコ産だねと言えるものとはちょっと違う雰囲気もあり、産地を知りたいなとは思っております。
最初の方に掲載している、木背景の写真では青みが強く出ています。
黒背景は、透明感がうまく表現できておりません。
まぁ、どの宝石でもそうですが実物見ないとわかりませんね。
石座はハンドメイド、アームも手作りな気がします。
石座の両脇分はダイヤモンドがセットされ、過去に見たことがない形状です。
サイズな16号。サイズアップ痕跡あります。
枠は現状で少し歪んでいます。
枠に小キズも多く使用頻度は多かったと思われます。
オパールは経年を考えるとコンディションは良く、石に気遣いながら使われていたことが想像できます。
時代は、うーん、
昭和50年代前後でしょうか？？
刻印は
[P.m][850]（陽刻） 、3.00 、23
中央宝石研究所ソーティングメモ付き
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
枠の小キズと、オパールの裏側の汚れも取れてパリッと蘇ると思います。
