日本製の5ctup大粒ピンクトルマリンリング
ラウンドとマーキスカットのメレダイヤモンドの取巻き
石座に手巻の唐草
ピンクトルマリンは、処理の有無を調べれないそうです。
なかなかこのタイプの枠にこの石は使われないのでキチンと調べ上げたいところですが、
一般的に照射が行われているとされていますが、そこを詰めて検査できないので簡易的なソーティングのみの取得です。
ピンクトルマリンは、無傷ではなく、細かいキズなどはルーペで確認できますが、使用によるキズも少なく表面のコンディションは割と良いです。
インクルージョンは割とあり、インクルージョンが表面に達して凹んでいるところなどはあります。
枠は、ハンドメイド、アームから石座をぐんぐん組み上げていき、
石座の指に接する側から、トルマリンの山頂までの標高約11.6mm
奥ゆかしさとか、繊細さとか、そういう概念を微塵も感じさせない自己主張
唐草は割と垂直に立っているものが多いのですが、こちらは斜めの角度で広がりつつ巻いています。
枠もガッシリ、そこに面取り、中央は艶消し。
アームは石座に対して3時、9時の位置に真横に留められているのではなく、わかりにくいですが、3時半、9時半程度に微妙にずれて留められています。
ふんだんな材料と、惜しみない技を注ぎ込めた日本が元気だった時代のリング
サイズアップの痕跡がかろうじてわかります。
時代は、昭和50-60年代前後
刻印は
5.30 、[Pt900](陽刻) 、 、 0.55
宝石総合科学研究所ソーティングメモ付き
仕上げ済です。