カルセドニー ラウンド カボション 覆輪留め 腕彫 ヴィンテージリング [K18]&銀 #13? /99041





日本の古めのリング

さくらんぼのようなカルセドニーです。
経年を考えると表面のコンディションは良い方だと思います。
ソーティングメモに
「色素による着色処理が行われています。」
と、ありますが、
これは、この石に対して検査の結果着色が認められたのではなく、
カルセドニーに対して付くコメントですので
他のカルセドニーでも同じようなコメントはつきます。
(色によっては加熱か着色というコメントになるようです)


枠は、なかなか古そうな感じですね〜
ラウンドの石に覆輪留め。周囲にはミル打ち的な効果を狙っての溝があります。ミル打ちの痕跡っぽいものもありますがその上から線が入っています。
ミル打ちから、溝に切り替えたのでしょうかね?うーん

ちょっと面白いのが、金枠に、銀色部分は、プラチナやホワイトゴールドではなく「銀」という事
それと、K18の刻印入っていますが、
金の品位はちょっと低めです。16金位かな?とご理解いただければ…
もし、他の方へ売却されることがあるときは18金の品位がない可能性があるという事をお伝えください。

といっても、K18刻印のものがどれもきっちり75%なのかというとそうではなく、
数%の前後は当たり前のようにあります。
それは、合金を作っていたわけですからそりゃ前後はしますよね。
という前提はあり、
令和に入った現代でもちょっと足りないくらいでも18金として取引はされていますから
それほどカリカリしないといけない問題ではなかったりもしますが
今回の分は流石に一言言っておいた方がいいかなぁという感じです。

ただ、検査の結果が絶対というわけではなく、測り直すと違った結果だったり、その辺はあやふやというか、
これがきちんと18金かどうかは、全部溶かしてみないと正しい答えといえるものは出せないと思いますので・・・

枠は手作り。
彫りは、ちょいと特徴のある感じです。
いわゆる和彫り〜 という感じではなく直線主体のデザインです。

サイズ直しの痕跡は確認できませんでした。
だからといってサイズ直しなされていないということが確定するわけではないのですが

サイズは13号? 真円ではなくちょっと測りにくかったです


こういうタイプがよくあるものではないので、時代の細かい特定は難しいですね

刻印
[K18](陽刻) ※金の品位は16金位かな?と思います

中央宝石研究所 ソーティングメモ付き

洗浄と、彫りを損なわないように軽めの仕上げを行いまして納品いたします。
ヴィンテージ感が残った方がいいかなと思いますので、経年による変色を戻す作業はしないでおこうかと思います。
型番 /99041
購入数
soldout