時代とか、スタイルとかそういう方向から見るとアコヤ真珠なんだろうけど、
この時代で、10.2mm の大きさと考えると、
あこや真珠という答えを早急に出すのもどうだろう…
特に、アコヤ真珠特有の繊細な輝きであれば判断のしようもあったかもしれないけれども、
少しふんわりした輝きなところもちょっと気になる…
しかし、こういうものにソーティング費用をかけるのも・・・
まぁでも、なんだかスッキリしないので、鑑別機関で調べてもらおう!
と、思って調べてもらったらこの結果…
余計スッキリしませんなぁ…
まぁ、自分の考えだと、アコヤ真珠ではないかなと思っているんですけどね。
一つの意見としてとらえていただければと思います。違っていたら申し訳ございません…
真珠は、爪留めのみで、固定のためのピンを刺しておりません。
接着剤なども使っていないようで、
これだけ時代を経て、爪も緩んでいないので、丁寧な扱いをされてきたのだとわかります。
枠は、手作り。
がっしりというよりはわりと細身です。
アーム断面は鋭角にはなっていませんがやや角度があるカーブ
鋳造のカチッとした雰囲気ではなく、どことなく柔らかさのある曲線美
あと、見慣れぬ刻印もございます。
時代は昭和30-40年代とは思いますがよくわかりません。
仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
最近、ヴィンテージジュエリーの経年変化をマイナスポイントとは見なさず、「磨きは無しで」等と、
おっしゃる方が増えてきましたので、
試しに、仕上げの工程を分解してみました。
A:洗浄のみ
B:洗浄+経年による変色を戻す(戻せる範囲内で)
C:洗浄+経年による変色を戻す(戻せる範囲内で)+磨き
を選べます。(料金に変化はありません)