輝きの強いピンクスピネル Pt900 リング #9 /06112





日本製のリング
時代は昭和40-50年代でしょうか?

なかなか強い輝きを放つスピネルです。
蛍光性も強いです。

最初、ピンクサファイアというソーティング結果が出てたのですが、
ではこれはナチュラルなのか?
もうちょっと調べてみようかと思ったらスピネルでした。
鑑別機関の方々も忙しいですし、人間が行う事なのでこういう事はありますね。

特に、スピネルとルビー、サファイアは間違えられやすかった歴史があり、それを追体験できたのは面白かったです。

カットは昔のカットで、裏側ががっつり凹んでいたり、爪に隠れている部分も凹みがあったりしますが、
極力歩留まりを考えたカットですね。
現代だと、迷わずガッツリ削るのを良しとする価値観かもしれませんが、
一周まわって、令和の世の今のタイミングなら、限られた資源であることを思い出させるカットはアリなのではないかと・・・

表面は細かいキズあります。
輝きにはそんなに影響ないと思います。

枠は手作りです。
手巻き唐草は、枠の空間を埋めるのではなく、リングの上に乗っているというのは面白いですね。
面取りアーム、艶消し等、ひと手間かける飾りの意識も嬉しいですね。

ダイヤモンドも綺麗ですよ。

刻印は [Pt][900](陽刻) のみ

中央宝石研究所ソーティングメモ付き

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 /06112
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