サファイア ダイヤモンド 和彫り 手巻き唐草 リング #12 #VJJ36053 #VJJ肥前屋 昭和ジュエリー


日本製のヴィンテージリング
色が濃いめのサファイアがセットされています。
傾けて光を通す角度になったときは透明感を感じることはできますが、真正面だと光がとおっている個所が少なくちょっと暗めの印象があります。
写真で見る方が透明感が感じられますね。
表面に微細なキズはありますが大きなダメージはございません。

こちらのリングは枠に特徴があります。
ダイヤモンドが並んで留められている個所は鏨を使って彫ったり爪を起こしたりしています。
鏨というのは槌を使って手の力でコンコン打ち付けますが、現代においてはジュエリー制作時にそういう工程はあまり見られなくなってきています。
手作りといっても工程を考えていくと、人力でやっているのか、電力を使ってモーターを動かしてやっているのか等あると思いますが、
割と人力でやる仕事でルーツがヨーロッパではなく、江戸時代もしくはそれ以前であるなどを考えていくと、アラフィフのおじさんが愛おしいとか書くと不気味な気もしますが、なんて言うんですかねぇ〜、なんかいいんですよ。
この彫りの荒々しさ、ワイルドさ。これってヨーロッパの彫りとはちょっと違うんですよね。昔は鉄を彫っていたりするわけですから荒々しいんですよ。荒々しいといっても、こんなに小さな指輪のごく一部分の話なので可愛いんですよ。
って、おじさんの心もときめいたりするのです。
他の箇所もいろいろ凝った装飾がなされていて、つや消しといっても点々によるものだったり、多分やすりで削ったのだと思いますが線を並べていたりと見ていて飽きませんね。

石座は手作り、アームも手作りだと思います。

時代は、昭和40‐50年代前後でしょうか?

刻印は Pm900(陽刻) 、 098

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 #VJJ36053
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