エメラルド ダイヤモンド 三文字 手巻き唐草 Pt900 リング #9.7? #10? #VJJ211271 #VJJ肥前屋



日本で作られたエメラルドとダイヤモンドの三文字リング
こういうタイプは鋳造品が多いですが、こちらはパーツを組み上げて作られています。

唐草だったり、その上の窓のあたりもピシッとしていて、やっぱりちゃんとした手作りはいいなぁと眺めていて思います。

エメラルドはとてもきれいですね。
大きなダメージで言いますと、端から2番目の角が欠けてます。
反対側の石は、打ってキズが入ったのか、他の石のレベルを超えて白く見えています。もしかしたらオイルが抜けたことが原因かもとも思いますが、それだと他の石でも同じような現象があるでしょうから、やっぱりゴンと何かにあたってキズが入ったんでしょうかね?

その他、他の石に比べて透明感が全体的にないものとかいろいろありますが、それを言い出すとこの世のほとんどのエメラルドが何かしらあるわけで、
まぁ、トータルで見ますと、全体的に綺麗です。細部を見ると使用によってダメージがある部分はあるものの、トータルで見て綺麗ですよ。
という感じです。

1石ずつ石の形が結構違うところも工業製品っぽくなくていいですね。
価値観の問題で、そろってるのが良いに越したことはないのでしょうが・・・
最近、こういうことを書く事がさらに増えてきましたが、
ほんとに、現代社会では素材感だったり、手作りのものが減ってるというか、
工業製品に囲まれて生活しているというか…
床の材料も、木の板に見えて木の板を模したものだったり、※※っぽいものに溢れてますよね。
素材一つ一つと向き合う感覚も気づいたらどんどん衰えていってしまうのではないだろうか?
とか、そんなことを考えたりします。
すみません。脱線しました。
で、不ぞろいの宝石というのは、規格を決めて画一的にカットしたものではなく、小さい原石からよりよい歩留まりを考えながらカットしていった結果のものなので、小さいルースの一つからも素材と向き合った痕跡が感じ取れるわけで、整っている美しさもすごくわかりますが、細部を見ていくと整っていないけれども、そこにも魅力がありますよね?
そんなことを感じます。
パッと見た感じはびしっと綺麗に整っていますので、それはそれでいろんな工夫の元に完成に至ったんだろうなとは思います。

石座は手作り、アームも手作りだと思います。

サイズダウンの痕跡あります。
サイズ棒では9.6とかそのくらいですが、付けた感じでは10号くらいかな?
等そのような感じです。

時代は、昭和50年代前後だと思いますが、
一応幅を持たせて、昭和50−60年代前後でしょうかね?
いや、平成ってこともあるかもしれない・・・

刻印は 052 、 040、 Pt900(陽刻)
陽刻の刻印の形も四角ではなく角が丸い四角で、「t」も筆記体の形をしていてこだわりを感じる珍しい刻印ですね。

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 #VJJ211271
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