やや淡い緑?青緑?のトルマリン 手巻き唐草 リング #11 #VJJ25201 昭和ジュエリー




日本製のヴィンテージリング

がっしりとまではいきませんが、そこそこしっかりした枠。
その中を埋める薄く繊細な手巻き唐草
唐草の線は、線というか板ですが、先端が薄くなっているものや、先端を斜めにカットして直方体的な90度ではなく、外側が鋭角になっていたりします。
すべて先端が同じようになっているわけではありませんし、作り手も唐草の先端に強いこだわりをもって作った、等ではなくただただジュエリーを制作したのだと思います。
でも、そこに見え隠れする技だったり意識がにじみ出ているこのリングを見ていると、なんだか姿勢を正してしまうというかそんな気持ちになってきます。
多くの唐草リングは、石座の側面を飾るもので、上から見た場合見えないことが多いですが、こちらのリングは肩の部分にも施されており、どの角度でも楽しめるところが良いですね。

トルマリンは、見慣れないやや淡いグリーン系の色
グリーントルマリンは、濃い色合いのものはたまに扱いますが、この淡い色はあまり扱う機会はありませんね。
タイトルに青緑と書きましたが、青緑系のパライバトルマリンの色とも違います。
透明度がより生きるエメラルドカットというところも良いですね。
斜めから見ると緑が正面で見るよりは濃く見えます。
写真では背景色が濃くなるほど色が力強く写っていますが、実際はそういう力強い色でも、ネオンカラーとかでもありません。

枠はそこそこの使用感はありますが、トルマリンに大きなダメージはございません。

時代はどんなもんでしょう?
昭和50年代前後? 昭和40−50年代?
でも、昭和40年代というのはないのかな?
ってところで、昭和50年代前後でしょうかね?

制作したのは当時でも割とベテランの域の人ではないかと思いますが、どうでしょうかねぇ・・・
手作り作品は製作工程に思いを巡らせる余地が多いのもいいですね。
身の回りの品物が機械によって作られたもので溢れれば溢れるほど工芸品の良さは浮き彫りになってくると思います。

石座は手作り、アームも手作りだと思います。

刻印は 464CT 、 [PT900](陽刻)

中央宝石研究所ソーティングメモ付き

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
型番 #VJJ25201
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