ヴィンテージ あこや真珠 ベビーパール ミル打ち イヤリング #VJJ16162



日本製のあこや真珠を使用したヴィンテージイヤリング

一見、ブドウモチーフのように見えますが、耳にセットしますと、垂れ下がった房の形ではなく、上に向かって立ち上がっていますので、お花か何かでしょうか?

あこや真珠は使用感あります。
どろどろに汚れたまんまを撮影しましたが、こんなの見たくないって方も多いかもしれませんね。ごめんなさい。
でも、あこや真珠って取り扱いにビビりすぎて神経擦り切れちゃう方もちらほらお見かけしますが、このくらいダイナミックに使ってもそれはそれでありなんだよ。
という事をお伝えしたくて…
って、そんなことは別に機会を設けてやればよいのかもしれませんが、何せ時間がなく・・・
あこや真珠は、真っ白になっているのもたまーに見かけますが、それはたぶん湿気の問題だと思うんですよね。
汗かいて、汗ついたまま密閉したとか、湿気入ったまま密閉容器に保管していたとか…
高温多湿の日本と言えども、真っ白になっている真珠を見かける確率はそんなに高いとは思えませんので、普通に密閉せずに多湿ではない場所に保管していれば総劣化しないと思うんですよねぇ・・・
まぁ、こればっかりは各自の環境に左右されちゃいますので、絶対そうだとは言えませんが私の感覚としては…

真珠は、やや黄色味がかっています。
まぁ、しかし、このころから調色などはあると思いますが、不自然に真っ白でピンクがかってギラついているようなものよりは安心感のある色ですね。
世間的には白いほうが良いのでしょうけれど。
そして、これだけ使用感ありますので、劣化は当然あります。
白くなっている部分もありますし、真珠層が剥げているような箇所もありますし、凹凸もあります。
とはいえ、いまだに問題なく真珠光沢はあり、まーだまだ真珠を十分楽しめます。
真珠用の接着剤が変色しており、ずいぶんはみ出していますが、仕上げの際に可能な範囲で除去していただきます。
完璧に除去というレベルではないというか、そこまで緻密にとお願いすると工賃も上がりますし、バランスですかね。

つくりは、ひょっとしたら、パーツパーツを組み上げてるのでは?
と、思えるのですが、確定ではありません。

時代は、昭和40年代前後でしょうか? もしくは、昭和30−40年代?

刻印は K14(陽刻) ですが、断定はできないのですが、こちらは、10金位とお考えいただければと思います。
当店ですべてのジュエリーを調べているわけではありませんし、他のジュエリーはどうかというと、当時は各工房で金に銀や銅などを混ぜて割金していますので、まちまちなので、工業製品的な純度とは価値観がちょっと違うというか、まぁ、きちんと刻印通りの品位があればよいのですが、ちょっと離れすぎているかなと…
とはいえ、あからさまに品位を落として割金作っているようなものとは違う品格のようなものは漂っていますので、やっぱり当店で扱いたいですし、金品位が刻印と離れすぎているからと言って全否定するのはちょっと違うかなと。
そもそも、10金位というその数値さえ断定できるものではなかったりしますので…

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
気を付けてはいただきますが、仕上げの際に爪止めのベビーパールが外れてしまった場合はご容赦ください。







型番 #VJJ16162
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