オパール 鋳造唐草 変則千本透かし K18 リング #14.8 昭和 #VJJ16131





こんにちは
今後は、紹介ペースを上げれていければなと思っております。

こちら、鋳造枠
わざわざ紹介しなくてもいいかなー?
とも思っていましたが、
やっぱり紹介しておこうと思いなおし今回の紹介に至りました。

割と華があって綺麗なオパールですが、
光にかざすと割と光を通します、中央あたりにもやもやとしたインクルージョンを肉眼で確認できます。
角度によって、黄緑多めだったり、オレンジ多めだったり、黄色も見えたり、水色も見えたり色々楽しめます。
屋内の方が鮮やかに見えて、屋外だとあれ?ちょっと色彩ぼんやりな感じかな?と、思うこともありますが、光源や光の入る角度などなどによって表情変わりますのでいろんな場所で楽しんでみてください。
爪のあたりに、角度によっては?カンかな?と思ってしまうようなものが見えますが、こちらは凹みですので、亀裂ではありません。
あぁ、インクルージョンあるんだな等々
という見方をされるかたもいらっしゃるかもしれませんが
そもそも、この色味のオパールで透明感を感じれるものがどの程度あるのかということを考えると、見方も変わるかもしれませんね。
黒背景のものは白く写りすぎてます。縦長写真は青みのある地色に写っていますが、実物はそんなことはありません。他のものも納得感のある撮影はできていませんが…

枠は鋳造枠。
綺麗なオパールに、ちょっと珍しいデザインで、手作りではないのか―という思いはありますが、
本当に珍しいデザインなんですよ。
唐草と、千本透かしが楽しめるタイプなのですが、その千本透かしが両脇に入っています。
と、ここまではまぁ、珍しいといっても珍しい中でも、普通といえば普通ですが、
千本透かしの上側が、枠にくっついていないんですよ。
意味わかりますかね?
千本透かしが格子状ではなく、上側が枠にくっついていません。櫛状のままになっています。

だから一体それが何なんだと言われれば、そりゃそうなのですが、
膨大な量の千本透かしを見てきた者としては、たとえ鋳造といえども、興味が湧いてきますね。
なんでこんなデザインになっちゃったのか??
枠をよくよく見てみると、鋳造パーツをくっつけていますね。
メインの枠に千本透かしのある部分、▽的な形のパーツをロウ付けしています。

まるっと鋳造すれば手間も楽になるだろうに、わざわざ別パーツにしてロウ付け。
そうすることで、全体がヌルっとぼんやり見えちゃうところが、ピシッとなるのかな?
そういう目で見ていくと、そうか、つや消し部分がこの▽のパーツに入っていますね。
確かに全体を鋳造して、この特定部分をつや消ししようとするとそれはそれで面倒かもしれない。
というか、わざわざ「ここにつや消しを入れたい」と、思う気持ちが見え隠れするところに、
コスト意識高い系ではなく
装飾意識の高さが見え隠れしているところがうれしいですね。

時代は昭和50年代前後・・・かな?

刻印は K18(陽刻)

仕上げ他メンテナンスののち納品いたします。

型番 #VJJ16131
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