何年ぶりでしょうか?
孔雀の帯留め兼ブローチ
お久しぶりの登場という事になりますね。
http://www.hizenya.me/2008/09/1468000k0619-19.html
10年以上前の記事か〜
なんだか、文章中の褒め率高めってところがむず痒いですが…
そして、いつの間にか、仕事の大半を昭和のジュエリーに無駄に注いでいるようになってしまいましたが・・・
10年ひと昔と言いますが、
当時は何もかもがスクラップという雰囲気でしたが、
近年は、デザインが凝って、作りの良いヴィンテージも、
潰しという風潮もなくなって相場もあがってきました。
まぁ、しかし、時すでに遅し感というかなんというか、
今度は、探してもなかなか見つからない状況に…
納品したものが戻ってきたというわけではなく、
このデザインのものをずーっと探していましたが、
なかなか出会わない。
出てきたと思ったら、作り、デザインがあまりよろしくないものだったり、等々ありまして・・・
といういきさつの中見つけました。
こちらは、ベビーパールは接着剤無し爪留めのみです。
石落ちを恐れず、迷いなく留めて、今でも保たれている・・・
昔の職人さんは凄いっすなー と、思います。
そして、金具も手作り。
金具が手作りかどうかなんて、デザイン重視の人にとってはどうでも良いことであったりしますが、
ジュエリーに工芸品的な価値観を認める人にとっては、
やっぱりそこは大きな違いがあったりするわけで・・・
刻印は
バチカンに [K14](陽刻)
仕上げ済の状態で入手しました。
軽く洗浄しまして納品いたします。