サファイア ダイヤモンド 草花模様 手巻き唐草 Pt900 ペンダント 手作り 昭和 /1903111

見慣れぬ人には、懐かしい感じのデザインのペンダントだね。

で、終わるかもしれませんが…

ジュエリーの作りを気にして見ていただける方にはきっとご理解いただけるかなと…

しっかりした枠。その中の空間を埋めるための、唐草。

鋳造ではなく、ちゃんと手で巻いて巻いて巻いて巻いています。

だから何? と、言われると、特になんてことは無いのですが、

ジュエリーになにを見出していくかというのは人それぞれだと思いますから、

デザインが気に入れば作りは気にしない。 って人も多いでしょうし、

ジュエリーに職人さんによる手作りであるという工芸品的な意味合いを求めている。

という事であれば、また、違って見えるでしょうし…

めちゃくちゃ上手とか、超絶技巧とか、難解な事をやっているとか、そういうものではなく、

普通に丁寧な仕事、普通にきちんとした仕事・・・ というのでしょうかね。
当たり前であろうことが当たり前でなくなっている昨今では、この普通にきちんとした手作りってものが逆に貴重

そんな感じでしょうか…

唐草の先端は下の方は割と細くなっており、上の方は割と丸い先端になっていますが、これが意図的なものかどうかはわかりません。意図があったとしたら、何を狙ったかがわからないのですが、先端の傾向は明らかに違います・・・・


サファイアを、お花や葉っぱに見立てたデザインは、ありそで、そういえば珍しいかもと 思ったりもしますが…

サファイアの色は紺色に近く、結構深みのある色です。
スクエアカットの方は右側から左側になるにつれて、緑を感じさせるものになっていますが、これが意図的なものかどうかはわかりません。
表面すれていたり、ヒビが入っていたりするものもあります。比較的コンディションがよい方だと思いますが・・・
耐久性に不安を感じるほどではありませんからご安心ください。

ダイヤモンドはルーペでインクルージョン確認できますが、透明感あり綺麗に光っています。

サファイアは、通常の加熱処理、ダイヤモンドは天然だと思います。

石や、枠のキズについて常々思っていることがあるのですが・・・
宝石やジュエリーに永遠性を感じていらっしゃる方は多く、西洋アンティークジュエリー等は、キズがあろうとなかろうと、それがレプリカであったとしてもそれさえも気づかずに手放しで賛美される方々が、
中古のジュエリーのキズをやたら気にされる・・・
とか、何かがおかしいと思うんですよね…
ジュエリーって、身に着けることが前提なので、何かしらキズは入っていきますよね。
んで、アンティークは素敵。クローンのように量産された新品のジュエリーも素敵。
中古ジュエリーに対しては冷ややかな視線
それっておかしくないですか?と・・・
アンティークジュエリーに対しては、美術品、工芸品を見るような姿勢で、
近代以降のジュエリーに対しては、工業製品を見るような視点でジュエリーを見るのですか?と・・・
デッドストックのように、当時のコンディションを留めたジュエリーも希少だとは思いますが、
使われてきたジュエリーだって、ジュエリーとして立派に生きてきた証拠でもあるのですから、
それも含めて「ジュエリー」を楽しんでいただきたいなとは思います。
熱くなり過ぎました…💦

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。

最近、ヴィンテージジュエリーの経年変化をマイナスポイントとは見なさず、「磨きは無しで」等と、
おっしゃる方が増えてきましたので、
試しに、仕上げの工程を分解してみました。 
A:洗浄のみ
B:洗浄+経年による変色を戻す(戻せる範囲内で)
C:洗浄+経年による変色を戻す(戻せる範囲内で)+磨き
を選べます。(料金に変化はありません)
特に、指示がなければ私の判断でそれぞれのジュエリーにとってよさそうだと思う方法で、職人さんにお願いします。





写真多すぎてスミマセン💦
型番 /1903111
購入数
soldout